幻想庭園 新月図書館

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シャイニーカラーズのはなし

連載シリーズ3つめです。

割とこのブログではシャニの話多めですね。

それはそれとして、何がどうなって今のこの立ち位置にいるかは言って無かった気がするのでお話したいと思います。

 

あ、この連載シリーズの中でのアイマス関連のおはなしは最終回です。

次回からは違う話をしますので。

というわけで「続きを読む」からどうぞ。

 

<風野灯織> 

前回の2回までの流れから来たら「どうせ一番最初にpSSR引いたからでしょ?」って思うでしょ?

なんだったら初期実装イルミネ3人の中で灯織を引いたのは最後なんだなぁ。

更に言うなら、一番最初にプロデュースをしたのはめぐるなんだよなぁ。

 

じゃあなんでなのか。

いくつか理由はあります。

なんだか、すごくシンパシーを感じてしまったんですよね

占いとかそういったジンクスを重要視するとか、地道に目的に向かってひたすら努力するところとか。

で、そんな中、決定打になったのはこういう部分なんですよ。

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こういうのとか。

 

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こんなのとか。

 

Morningコミュの存在なんですよ。

基本的にこの子、こちらから何かしら提案をした時に「自分の好きなようにさせろ」的な感じで突っぱねる事は全くなくて、寧ろ「参考にしてみます」的な、自分の向上のための材料にしてくれるんですよね。

これって、自分が考える「プロデューサー」と「アイドル」の理想的な関係性だと思ったんです。

現実的には「マネージャー」になるかもしれませんが。

お互いの意見をぶつけつつ、それをお互いに尊重し合いつつ、より良い方向性へ進んでいく。

そういう風に進みたかったんです。俺は。

そして、この娘、シナリオを読んでいく内に「自分の事は好きではない。自分を少しでも好きになるためにアイドルを目指した。」ということが分かっていきます。

この点については自分にそこまで自信がないという点へのシンパシーもさることながら、「ふざけんじゃねぇ。」という想いが芽生えました。

こんなに頑張り屋ないい子なのに、それでも自分を認められないという。

となるとこっちには「この子のプロデュースを進めることで、この子が好きな人を増やし、「見たか。お前の事を好きになってくれる人はこんなにいるんだぞ。」と見せつけてやる事」という方針が芽生えました。

そんな想いを抱えつつ、pSSR「柔らかな微笑み」のTrueおいて、この台詞をもらった瞬間に自分の283プロダクションでの道は定まりました。

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シャニマスのサービスが開始して、割と早い段階だったかと思います。

こうして自分の283プロダクションにおける方向性が定まり、現在まで続くシャニマスへのモチベとなっています。

「目的」「道」が見えてさえくれれば、後は突き進むだけなので。

 

ちなみに、前述の俺の目的兼この子の課題については現在までに一定の答えは出ています。信頼度Lv12の台詞からそれは読み取れます。ここでは明かしません。

じゃあその上で、何を目指すべきなんだろう?というのがG.R.A.D.から見えてきた課題だと考えています。

この点に関しては、この子に限らず「アイドル活動」というものすべてにかかってくるものだとも思っています。

 

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しかし、この記事を書くために、改めて前述のMorningコミュや、W.I.N.G.編のコミュを読み直したのですが、ほんと真っすぐこっちの方を向いてくれるようになったし、初期と比べると本当に笑ってくれるようになったんですよね。

折角なので、入手しやすいガチャpSRの事も紹介します。

「落下予測値点」という、プールで滑って転んでるようなイラストのカードです。

このカード以前に様々なエピソードがあり、灯織とプロデューサーの間には一定の信頼関係が結ばれてきています。

反面、灯織側からプロデューサーの判断をある種妄信していると捉えられる面が出てきました。

ややネタバレになるかもしれませんが、このカードのTrueは「挑戦的なのはいいことだけど、しっかり仕事内容は検討しよう」ということで終わるのですが、出会った時と比較して、現在の灯織とプロデューサーの関係がわかりやすく描かれています。

とてもおススメです。

 

 

<黛冬優子>

はっきり言います。

シャニ1stライブで登場が発表されたときはこんなことになると思ってませんでした。

が、しかし。

別の記事でも書いた通り、この女と自分が組むのは半ば必然だったろうとも思っています。

うん。人生ってわからないからやっぱ楽しい。

 

ファーストインプレッションですか?

既に周囲にW.I.N.G.優勝までプロデュースを終えている人もいて、噂に違わず面白い女だとは思いましたよ?

裏表が非常に強い女。なんだかんだ今迄のアイマスに居なかったタイプだなと。

俺は初見W.I.N.G.優勝ができなかったので、二回挑むこととなりました。

 

それがまずかったんですよ。

 

これはW.I.N.G.敗退コミュの台詞です。

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ざけんな。

 

俺の意地にかけて、このままじゃ絶対に終わらせてやらねぇからな。と。

 

で、二回目。じっくりと文章を考えながら読み込んでしまったのが本当にダメだったんです。

人って周囲の人間から嫌われ無い様に(=敵を作らないように)、仮面をかぶって生きていくものじゃないですか。

だから、あの女の立ち回りは至極当然のものなんですよ。

現実に諦観してる部分はありつつも、それでも憧れを心の隅っこに引っ掛けて捨てきれないでいるのもこいつなんです。

そうやって諸々の台詞の端々からこいつのことを分析してる内に、あ、俺、こいつのことわかってしまったわとなったんです。

 

一度挫折するも、開き直って立ち上がった後のこいつは強いですよ。

見ているこっちも楽しくなってくるくらいです。

そして無事にW.I.N.G.優勝へとたどり着きました。

いや、ここまでで全アイマスタイトル合わせて担当アイドル10人もいましたけど、面と向かってこんなこと言ってきたやつははじめてです。

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当然だ。それくらいの気概でいてくれないと俺も困る。

こうして俺は冬優子と組むことを決めました。

少しでも上に行くために。

少しでも、冬優子の願いを叶えていくために。

 

まぁ、そんなこと本人の前では言えないんですけどね。

 

ところで、これはある一つの命題です。

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これはどの子も抱えている問題だと思います。

それをはっきりと突きつけてくる子というのはやはり珍しいように思います。

だからこそはっきりと示しておく必要はあります。

俺はできると思った。

だから、冬優子を選んだ。

それ以上の答えはありません。

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 それにしてもCute路線をメインで走るように見せて、決めるとこはCoolに決めてくるんだもんな。

基本的にずるいやつだよなぁとは思う今日この頃です。

 

 

以上、アイマス関連の話はここまでです。

拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございました。

各アイドルに関して、特筆すべき供給が来た際にはまた筆を執ることになるかと思います。

 

ただ、アイマス関連は一段落ですが、次回から他のコンテンツのお話をします。

具体的には次回からは二回に渡って如月ではなく、水無月が話しますので。

 

 

 

追記

そんなわけでライブで発表された段階だとストレイライトPになるなんて夢にも思って無かったのに、こんなガッツリ落ちちゃったの、自分でも奇縁だし、面白いなと思ってます。

なので、実はノクチルに関しては自分の事も含めて「誰がどういう風に誰に落ちるのかな」と見続けていました。

現状、自分はノクチルに関しては大きなめぐり逢いは今の所起きていませんが、周囲の人たちが思い思いの何かしらを得ているのを遠くから眺めて、やはり面白いなーとにっこりしています。

人生、どういう縁がどう巡って、何がどう大切になるかなんてわかりません。

でもやっぱり予定調和ってつまらないんですよ。

袖振り合うも他生の縁。

その縁、その物語はその人にしか紡げないものなので、自分としてはそれを観測しつつ、自分の視野も広げていけたら楽しいななんて思っています。

 

だからwhy done itを求めてるんだよ。

そんなの、どんな本にも書かれてないでしょう?